侍ジャパンが見事アメリカに勝ち、優勝することができました。接戦で、アメリカ選手も侍ジャパンもピリつくような試合展開で見ごたえもありました。
色々な選手が活躍する中、侍ジャパンのチームワークについて、ふと思うことがありました。選手それぞれが、それぞれを信じ、次の選手へつなげていく。大谷選手の決勝戦前の言葉「今日一日だけ憧れるのはやめましょう」と内容は割愛しますが、この言葉が反響していますね。私としては、この言葉も非常に素敵な言葉で、チームに対して、鼓舞し、委縮するのを防ぐにも効果的だなと思いました。ですが、一番私に刺さったのは、準決勝のイタリア戦での言葉「日本の勝利より優先する自分のプライドはなかった」です。
今、ステーションを開設して、色々な大変さや現実にも直面しています。日頃したことのなかった挨拶回りという名の営業活動。行政への連絡や書類の調整にかかる連絡など。経験ないスタッフからしてみれば、上手くできなくて当然。でも、これ仕事なんです。事業を継続するためには、自分のプライドよりも優先して一生懸命仕事に取り組めているか「はっと」させられる言葉でした。
できるだけ、苦手なことはスタッフにさせず、得意を活かしたいと考えて業務割り振りなどもしていますが、全てがそう上手くできるものではないという現実にも直面しました。また、同時に利用者さんに対して、訪問看護が始まると「やっぱり自分は精神科看護が好きで、この仕事が合っているなぁ」ともあらためて思いました。精神的に困っている人、本人が自覚、無自覚ではありますが、生きづらさがある人に関わり、少しでも自分たちが関わることにより、その人らしく生活できる一助になれば、そんな良い仕事をしていきたいと思います。